日本国外でパールクチュールホワイトニングの治療を受けると、治療費が安くなるのかといえば、よくて日本と同じくらい、むしろより高い場合の方が多いようです。例として、アメリカ合衆国でホワイトニングを受けるとすると、保険が使えないケースもあり、5000ドル以上の費用が実費で必要になります。
歯列のホワイトニングはとにかく時間がかかるものです。
その間、足しげくパールクチュール医院に通い、器具を調整したり、様子を見てもらう必要があります。
この点、アメリカの歯科医院では日本ほど小まめなケアは望めないので、国内で不安なく治療を受けられるのが一番良いかと思われます。
多くの方がご存知のように、歯科ホワイトニングは歯並びの治療としてはごく一般的です。
ですが、注意していただきたいことがあります。
歯科ホワイトニングは、歯並びを器具を使って無理に動かすわけですから、歯や歯茎のみならず、これらを支えている顎や骨にも強いストレスを与えている状態になるわけです。完璧な歯並びになる為、痛みや違和感を抑えて中断はぜったいしない、などと勝手に思い込まないように注意してください。
どのような治療であっても、無理は厳禁です。黄ばみのケアには色々な種類があり、それらの方法を行えば僅かな期間で歯を真っ白にすることができます。とはいえ、黄ばみのケアの効果は永続するものではありません。そんなにすぐに汚れてしまうことはないですが、あくまで歯の表面が白く染まっているだけで、食事や喫煙などの習慣は変わりませんから、持続期間が過ぎれば、また少しずつ汚れていくわけです。ところで、歯を美しくする施術には歯科ホワイトニングというのもありますが、これなら一度終われば、その後の再施術の必要性はほぼ心配しなくていいといえます。歯列のホワイトニングを行う場合、歯に器具を装着しますから、今まで通りの歯磨きでは、装着したホワイトニング器具の隙間に汚れや食べ物の欠片が詰まってしまうことも良くあるそうです。磨ききれなかった汚れによって、息がくさくなったり虫歯になってしまうかもしれませんので、何かを口にしたら、必ず歯磨きをする習慣を付けましょう。
具体的な磨き方ですが、面倒くさがらず隅々までブラシが行きわたるように磨きましょう。
ブラシの毛先が曲がるほど強い力で磨いてはいけません。
顔の形がゆがんで気になるという方は、もしかすると、歯並びが悪いことがその歪みの原因になっている可能性も疑ってみるといいでしょう。上顎前突症（出っ歯）や下顎前突症（受け口）などの症例では、歯科ホワイトニングの治療を受けることで、歯並びに加えて顔の形も改善できるという好例があります。
歯列を治せば、ストレスなく食事をしたり、スポーツや力仕事の際に歯を食いしばる動作も普通に行えるようになり、日々の動作が自然になることで笑顔も綺麗になるでしょう。
歯のステインのケアにはトラブルもあります。
白くなるまでに予想以上に時間がかかることもありますし、一部だけが白くなってムラができてしまうケースもあります。
個人差で黄ばみがかかりにくい場合など、原因も多種多様です。ですが安心してください。
時間はかかるとはいえ、歯科医の指導のもと、反復的に施術をしていけば効果は得られます。
その他の治療も同じですが、綺麗な白い歯を得られるかどうかもあくまで人によりけりというわけですね。