不思議に思ってひいばあちゃんに見せに行くそうかそうかおばあちゃんは払って俺らの頭を撫でた後その出てきたものやら泥やらを一箇所にまとめてみんな燃やしてしまった。
髪の毛の燃える嫌な臭いが立ち込める中ばあちゃんにこれって何なのと聞くと次の神様と答えた。
続けてばあちゃんは俺たちにこの巾着には神様が入っていてこれを開けたらそいつは次の神様になるんだ なったら極楽にも地獄にも行かずにずっとこの土地の神様になる。
小さい時にお前と同じように山でこれを見つけてきたのが。まるだ 学校俺の親戚のおばちゃんだから次はまるまるが神様だお前が巾着を見つけたからもう二つ次の神様は決まった。
もうじき家から神様が出ると嬉しそうに教えてくれた。
それから2年くらいして親戚のおばちゃんが死んだ。
ばあちゃんが言うとおりならおばちゃんは今でも天国にも地獄にも行かずに神様をやっているらしい。
次は俺だ誰かが家までまた俺みたいに巾着を見つけてしまうのが怖い死ぬのが怖い神様になんてなりたくない 。