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ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~をみて

古田新太×尾上右近が暴れる、
アンモラルな異色作!
『うんこ』がテーマのミュージカル。
うんこって???
歌舞伎界のプリンスが??
「汚いミュージカルをやろう」
古田新太さまが
本作の企画にも携わったそうなので。
それもアリかー。
それもアリかー。
アリだよね?
作・演出は、福原充則。
主演は、古田新太と歌舞伎俳優の尾上右近。
咲妃みゆ、ともさかりえ、石田明(ノンスタイル)、そして六角精児。
絶対的に面白いやつだ♪
と、期待大。
本当、想像を遥かに超えた面白すぎ。
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善人不在。
ここにいる者たちに欠けているもの
それはモラルと節操だ!!
ナチュラルかつ合法的に
悪事を繰り返すとある家族に
摂取と暴走と汗が炸裂する欲望の物語。
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もう、搾取&格差社会。
一部の金持ちだけが成功する。
真面目に働く労働者だけバカをみる。
とゆー。。
夢も希望もない、
底辺からのし上がってきた、
ゲスな親子のカネだ地位とか。
風刺満載のミュージカル。
そんな中でも、2つだけ。
素晴らしい!と思ったのが、
尾上右近の『見得』が、見れたコト。
ってゆーか、見せてくれるなんて、
思わなかったので感激!
劇団新幹線以外は、
ブラックで終わるコトの多い、
古田新太さまの劇の中で、
明日への希望が見れる!?
作品だったなー。
いや、超ゲスイけど、
あのゲスさが強く生きる姿を、
あくなき『生きる』生命力なんだなぁ。
フツーの人なら、
心がポッキリ折れてしまうこの世の中。
これぐらい前向きに、
生きてみても良いのかもしれない。
悪の道じゃなくてね。
最近、格差社会の摂取される系が多いなぁ。
と、見終わってそう思った作品ですね。
ただ。。
女子的には受け入れられない、
超ヘビーな作品だと思います。(笑)
このご時世に、
エログロを扱うあの勇気!
さすが、古田新太さまでした。